Solidstate Shitsky

堅い糞 出す時つらいが 紙要らず

【備忘録】スーパー銭湯

はじめに

公衆浴場、サウナ、休憩スペース、レストランなどの複合施設。この世のオアシスでありZION (神の国) である。
自宅の東西南北徒歩数分圏内に四ずつ欲しい。
週二だが実家太けりゃそりゃ週五。
諸々の収支によっては居住も視野。
おなじみ、スーパー銭湯

この記事は、万一の記憶喪失に備えた筆者の覚え書として、また今後友達と一緒に風呂に行く際に付き合えとまでは言わないが「異常に長風呂のアイツが一体何をしてるのか」をあらかじめ伝えておく意味も込めて書く。

持ち物

財布
必須。犯罪を未然に防ごう。色んな意味で。

下着上下
必須。前後で同じのを着たら風呂に入る意味がない。

パジャマ上下
パジャマがいい。上がった後の休憩スペースで過ごす時間の質のため。

靴下
万人が歩いてる場所なので、暑かろうが一応履きたい気持ち。

フェイスタオル
バスタオルは貸してもらうが、フェイスタオルは頻繁に顔に当たるため、自分ちの洗濯の匂いがして安心するので持参。

ビニール袋 (2枚以上)
脱いだ下着入れる用、上がった後のフェイスタオル入れる用。あって損はない。

顔洗う用の石鹸
ないことが多いし、あったとしても万人がこね回してたり、自分の肌には強すぎる固形石鹸だったりして嫌なので、自分専用のやさしい泡プッシュタイプを持参。

塗り薬
風呂上がりにいつも塗る皮膚の薬。ないと顔がパキパキするので必須。

飲み物
風呂に入っているときにどうしても喉が渇いたとき用。
ポカリスエット イオンウォーター」が東京都サウナ・スパ協会指定のサウナ公式飲料とされている。
サウナといえばイオンウォーター|ポカリスエット公式サイト|大塚製薬
また、ポカリをオロナミンCで割った「オロポ」なんかも愛好家の間では定番。
電解質とか体にいいし、サウナや風呂に連チャンで浸かって死にそうになったときに喉に当てるポカリの旨さは確かに段違い平行棒なので理に適っている。でもここは正直好きな飲み物を道中で気分で買うのがいいんじゃないかな~と。それでいうと夏は「凍らせドクターペッパー」が面目躍如。

全部入れる用の、撥水の丈夫なでっけー袋
IKEAの袋が結論。自分は一番かっこいい白いやつを使ってる。

順番

入浴の前に

  • 腹をすかせておく
  • ほどよく疲れておく (自転車で行く等)

服を脱ぐ

のれんをくぐり廊下を進むと食い気味に現れる老人達の尻をしげしげと見つめながらも空いたロッカーを探し、荷物を置いて自分も服を脱ぐ。

当たり前だが、自分が脱いだ服をバッグの中、上がった後の服を着る順にバッグの外に置くと分かりやすいし楽。気持ちいい風呂上がりに色々考えたくないので今のうちに頭を使っておく。水分もここで一気飲みしておくと持つ。

コイン式の鍵は閉める前に財布を開くのを忘れてはいけない。これを忘れてアタフタしたり、百円玉を落としてしゃがんで拾ったりしていると非常にみっともないと思う。全裸だし、しゃがんでいる時には図らずも肛門が開帳している。

かけ湯

マナー。湯をかける位置は足から首へ上げていくといい。髪の毛は中途半端に濡らすと痒いので、全濡らしか無濡らしかを気分で選択。

ぬるい風呂

かけ湯で体表の大まかな汚れを落とした後は、まずぬるい風呂に浸かってひと息つく。

ここではまず、各湯船と時計の位置、あと浴場のデザインとか雰囲気、ツルツルの天井の感じとかを見つつ、ああ〜、風呂来たなぁ〜という実感を得て微笑んでいることが多い。

また、浸かりながら皮膚をこするのはまだやってはいけない。垢が剥がれて汚いから。

洗う

頭と体と顔を洗う。さっきのぬるい風呂で垢が浮いてるので洗体の効果はてきめん中のてきめん。

あと、水が飛び散っても良いようにできるだけ人のいないところでやるといい。一回後ろのおっさんにシャンプー水をぶちかけて怒鳴られたし、一回か二回ヨボヨボのじいさんのうっすいボディソープ水を浴びながら歩いたことがあるので。

種々の風呂

色んな風呂に入る。「これちょうどいいな〜」と思ったやつを多めに入る。

自分としては、露天の壺湯が至高。公衆浴場でありながらパーソナルな空間を作れるのもあるが、湯船の中でおとなしくしていると水面が止まって室内の明かりがボヤ〜っと映る。それを薄目で眺めるのが好き。

外気浴

風呂に入り続けて体がポカポカしてきたら、外気浴スペースの椅子で休む。必要なら水分補給する。

これは休憩はもちろん、体についた水滴を乾かして次の段階 (ステージ) であるサウナにシームレスに突入するための布石である。

寒くなるまでボケーッとし、寒くなったら頭を拭いていよいよである。

サウナ

  1. 蒸し風呂で8~11分くらい汗をかく。死ぬほど苦しくなるまで。でも死んだらダメ。体と相談。
  2. 熱いかけ湯で汗だけ流す。
  3. 水風呂に突入する。入って体を動かすと寒いが、止まっていると皮膚に熱の保護膜ができて寒く感じない。1分間。
  4. 椅子や座り風呂などで休んでボケーッとする。

流行語大賞にもなったこの黄金のルーティンをたゆむことなく行う。温度が低いスチームサウナや塩サウナみたいなのがあったらそこも入っておく。その日の気分や体調にもよるが、しんどくなってきた時や寒くなってきた時にやめる。

メガネが金属製とかだとバカみたいにチンチンに熱くなったりしてめんどくさいので、タオルを鍋つかみみたいに使って時計を見るのがいい。

シャワー

最後に熱いシャワーで体の汗を流して終わり。

入浴の後に

休憩スペースで寝転がってだらけ、帰りたくなったり営業時間が迫ったりしたら帰る。帰り道や隣接のレストランでうまそうなメシを見つけて食べるとQOLは爆の増。サウナで塩分が流れているので自然としょっぱいメシを体が求めるであろう。