【単体考察】身代わり瞑想カイオーガ
カイオーガ
みず
あめふらし
100-100-90-150-140-90 (670)
概要
カイオーガの持ち物はスカーフ、眼鏡、チョッキ、珠がほとんどを占め、1ターン目から特殊で殴ってくる伝説だというイメージが根強い。
カイオーガをトリトドンやラッキーなどの低火力受けポケモンで見ているパーティを崩す、くさ技のないナットレイをしばき回せる、作った起点を生かして受け不能の火力を出せる、などの多くの利点がある身代わり瞑想型を継続的に使用してきたので、その使用感や技候補などについてまとめる。
努力値振り
HP
地球投げ・ナイトヘッドを身代わりが耐えるように実数値205 (236振り) 以上は確定。
すばやさ
微妙なラインなので調整の余地がある。
112 (12振り)
麻痺した最速フェローチェ抜きのライン。麻痺撒きと組み合わせることが前提だが、火力と耐久に大いに厚く振ることが可能になる。
130 (156振り)
準速77族 (ネクロズマ・ヒードラン) 抜きのライン。
他にも、S↑で最速121族 (アーゴヨン) ・準速142族 (ドラパルト) を抜く調整までのポケモンを素で抜ける。(→ほとんどの耐久サンダーを抜ける)
凍える風を覚えれば交代際に上から殴れる範囲が広い。
156 (最速)
レヒレに対して瞑想から入るのが安定する。S関係の把握がしやすい。シリーズ10の最上位到達構築に、最速HSベースの瞑想型 (3ウエポン) が採用されていた。
【S22最終4位・S23最終1位】壁オーガメタモン改(変更点) - そこの鬼畜なおにーやん(^ω^)日記
とくこう
余りを振ると良い。いくら瞑想型とはいえラッキーレベルの受けを崩すにはかなり厚い努力値振り + 根源の波動の採用が必要になる。
持ち物
回復アイテムはいくつか候補がある。
たべのこし
○何もしなくても無限に回復するので遂行速度の遅いこの型との相性がよい
○身代わりを何回も張れる
○地球投げラッキーに負けなくなる
○ダイウォールを絡めることでメタモンとのダイマの打ち合いで有利になる
✗受け出すとバレてしまう
✗回復量が少なく遂行速度が遅くなり、雨を活かしづらい
オボンのみ
○食べ残しにある型バレのリスクが少ない
○回復量が多く、ある程度無理やり瞑想することができる
○ダイマックスとの相性がよい
✗1回しか回復できない
混乱実
○回復量がさらに多い
○持ち物を競合しない
✗ウオノラゴンの雨エラがみが発動圏外
✗1回しか回復できない
技
めいそう/みがわり/みず技/サブウェポン
みがわり
○くさ技のないナットレイにも勝てるようになる
○物理で上から縛ってくるポケモンへの交代に対する誤魔化しになり、とりあえずの削りや熱湯運ゲが可能になる
○最後まで隠し通せれば裏のメタモンに何もさせないで勝てる
○相手のダイマックス技が75%以上入らなければダイマを1ターン多く枯らせる
✗相手の型を読み違えてHPが不意に大きく削れたりすると、全く役に立たない
みず技
ねっとう
○試行回数を稼ぐことで火傷の上振れが狙え、火傷次第で勝てるようになるポケモンも存在する (ザシアンなど)
○命中安定
✗威力が低い
こんげんのはどう
○高威力のため、C実数値195以上なら瞑想4回でダイストリーム + 雨ダイストリーム がD252振り輝石ラッキーをタマゴうみ込で倒せるほどの火力が出る
✗命中不安なので積んで倒していくこの型と相性が悪い
なみのり
△良くも悪くも中庸のバニラ技でしかない
サブウェポン
れいとうビーム
○みず技との補完に優れるタイプ
○命中安定
○トリトドンが地震を覚えていない場合、瞑想の起点にして一方的にカモることができる (たとえ無振りだったとしても瞑想6回で特化トリトドンに72.0%~)
○でんき技を採用しないことでメタモンの打点をなくせ、みがわりがなくても勝てる可能性が高くなる
✗ラプラスの絶対零度の試行回数を稼がせたり、ドヒドイデに黒い霧を打たせたりと、硬い水タイプに弱くなる
✗ダイアイスにすると天候が変わってしまう
かみなり
○ラプラスやドヒドイデに対する遂行速度が早まる
○試行回数を稼ぐことでこの型と相性のよい麻痺が狙える
○ラッキーに対してダイサンダーを打つことで 歌う を無効化できる
✗トリトドンに打点がなくなる
✗雨が止むと命中があまりに不安
こごえるかぜ
○S振りと合わせて上から殴れる範囲が広がる (特にウオノラゴン)
✗威力が低すぎてトリトドンを倒せなくなる
さいごに
歌うラッキー使い、服の襟からオシッコ臭する